職場の同僚が、「最近カレーにハマってて、『ナマステ』によく行くんだよね」と話しているのを聞き、なるほどカレーか……と、行ってみることにしました。
突然ものすごく余談ですが、以前、母が
「とある番組の企画で、カリスマ主婦が色々アレンジしたりして凝った感じで作ったカレーと、新米主婦が市販のカレールーの箱に書いてある作り方そのままで作ったカレーを、町で食べ比べて貰う、ってやつをやってて、ダントツで新米主婦のカレーを選ぶ人が多かったんだよ」
と言っていたことがあったのですが、おかーさんそれはきっと、どっちが美味しいという話ではなくて、「自分ちで食べてるカレーに近い味」を選んだってことなんじゃないかなあ……って思いました。
つまり、比較的多数の人が、市販のカレールーを箱の作り方のままでカレー作ってるんじゃないかなあ、と。
勿論うちもそうです。どこも何も凝ったことなんてしてません。アレンジなんてしなくてもカレーなんて充分美味しいじゃん、とか思います。
で、きっと、食べ比べて選ぶならきっと皆、家庭の味に近い方なんじゃないかな? と、思うんですよね。
だから何だっていう感じですが、カレー専門店の3つ星カレーより、家で作るカレーの方が結局美味しいって思っちゃうんじゃないかなー、とか、思っていたんですけど。
そもそも日本の家庭料理のカレーと、本場のカレーは、名前が同じだけで殆ど別物だろう、という気もしましたので、色々な前置き結局何だったの、という感じで、いざ同僚がハマっているという「ナマステ」へ。
そこは、本場の国の方がやってらっしゃるお店(しかし日本語が通じるので安心です)だったのですが、テーブル席4つの他に、座敷席が2つほどあって驚きました。日本人客用のつくりになっている……!(ビル? アパート? の1階を使ったお店なので、元々そういう内装になっていたのかもしれませんが)
ランチのセットを注文しましたが、サラダと一緒に割り箸が出てきたのも軽く驚きました。
日本人が経営するイタリアンのお店ですら、割り箸出てこないところあるのに(笑)。
そもそも本場ではサラダどうやって食べるのかしら? フォークなの……?
さて、私はランチメニューのチキンカレーにナンとマサラティー(ミルクティー)を注文したのですが。
通常メニューを見て、その種類の多さにびっくりしました。
マトンのカレー、豆や野菜のカレー、シーフードのカレー、キーマカレー、等々、恐ろしく種類が豊富です。
え、これ、全種類作ってあるの? 一体キッチンにカレーの鍋はいくつあるの?
と、非常にどうでもいいことを考えてしまいました(全くな……)。
なるほど、カレーと一口に言っても、これは何度も通わないと食べ尽くせないぜ……。
こう、レシピの8割ぐらいまで作ってある鍋があって、そこから注文に応じて枝分かれしていくものなのかしら……。
カレーの他にも、タンドリーチキンやカバブ等、パンの種類も幾つもあります。ナンも、普通のナンだけでなく、ひき肉のナンとかフルーツのナンとかにんにくのナンとか。
チキンカレー美味しかったです。
辛さを5段階で指定できるのですが、2が普通、とあったので2でお願いしましたが、それでも私には充分辛かったですね!
マサラティーや水で舌の感覚を戻しながら(笑)食べました。
ところで本場のカレーってどういう風に食べるものなんだろう。
一応、食器籠が置いてあって、その中にスプーンなども入っていたのですが、ナンを注文しているのだし、と、ナンを手でちぎってそれでカレーをすくって食べました。
うーん、カレーを手で食べるって正しいのかな……どうなんだろう。
日替わりカレー、というのがえびのカレーとなっていて、シーフードのカレーを食べたことがないので、ちょっと興味を惹かれました。
次に来ることがあったら、今度はシーフードカレーを頼んでみようかな……。
そういえば、通勤道に本場の方々が経営するカレーのお店があるのですが(ベイシアの近く)、気になっていて通る時にいつも車から店内を伺っているのですけど(笑)、そのお店にお客が入っているのを殆ど見かけたことがありません。平日の夜だからなのかな……? 地元タウン誌に毎回広告記事を載せていて、今回行ったお店より、知名度はあると思うんですけど。(同僚の人はそこにも行ったことがある模様でしたけど)
参考
ナマステ 那須塩原市西大和3-35 ラミューゼⅠ 1F
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