会津旅行、最初の一枚。
駅カフェをスタートに、七日通りを突き当りまで歩くと、左手に、歴史的景観指定建造物、とパンフに明記されている建物(會津壹番館もそうです)が見えます。
余談ですが、突き当たり、と書いていますが、ここは変形の十字路で、大町四ツ角(札の辻)という城下町の中心なのだとか。
セイロンティーガーデン、という、紅茶専門の! カフェに立ち寄りました。
ワンコインフェアにも参加しています。
注文しませんでしたが(笑)。
スコーンセットを注文しました。
このお店は、レトロカフェと紹介されていたのですけど、レトロというよりは、普通に素敵な内装のカフェという感じがしました。
ロフト? 中2階? っぽい2階があって、そちらが喫煙席、という分煙もなされています。
席数はそれほど多くもありませんが、壁際の角、という、とてもいい席に座れました。
こちら、店名になっているだけあって、紅茶葉を、スリランカから厳選仕入れしているとのこと。
基本の茶葉は5種類で、しかしコーヒー豆同様、産地による味の違いなど、私に解るわけはないのだった。
と思っていたら、説明が書いてありました。
世界三大名茶・ウバ(強い渋みとメントール臭)
ディンブラ(程よい渋みと薔薇香)
ヌワラエリア(刺激的な渋みと快い緑の香)
キャンディ(軽くマイルド)
ルフナ(深いコクと甘み、落ち葉のようなスモーキーな香り)
ルフナにしました。
メニューを見ると、アレンジティーのラインナップが豊富で、あれもこれもと目移りして悩んで仕方なかったですが、初めて来たお店なのだし、迷ったら基本に帰る! というわけで、普通に、プレーンで。
プレーンティーもミルクティーも料金が同じだったので、とりあえずミルクも付けて貰いました。
(ミルクティー、とメニューに別記載されていたけど、ポットで出す紅茶の場合は、プレーンティーにミルクが付くだけなのですね)
さて、テーブルに、謎の案内がありました。
「3杯目の紅茶が苦くなったら、お湯を足します」
と。
何と、こちらのお店では、茶葉が入ったままでポットを出してくださいます。
砂時計を持ってきてくれて、3分待ったら飲める、という。
正直、驚いてしまいました。
今迄私が行っていたカフェは、どこも、蒸らしは厨房の方で終わらせて、茶葉を抜いて、別のポットに入れ替えて持ってきてくれました。
そうすれば、蒸らしすぎでお茶が苦くなることもありませんし。
だから、メニューに、
「紅茶は少しお時間を頂くことがあります」
なんて但し書きがあるお店もあります(主に、コーヒーがメインのカフェなどでよく見かけたような気がします)。
3杯目になると、お茶は相当苦くなります。
苦くなるまでお茶を蒸らしっぱなしにして、お湯を足す、なんてカフェ、初めて来た……。
それは、お茶としては、どうなんでしょう?
折角こだわりの茶葉を使っているのに、勿体無い、と私は思ってしまうのですが……。
今迄の私は運が良かっただけで、本当はこれが普通なのでしょうか。
正直、今迄行っていたカフェのやり方の方が、お客には親切な気がします。
だったらいっそ、こんな小さなカップでなく、3杯分一気に注げるような、マグカップみたいな大きなカップを出してくれればいいのに……。
しかも、お湯を足して貰うには、お湯を足す分の余裕がなくてはならないわけで、結局、その分は飲んで減らすしかないわけです(笑)。
面倒なので、我慢してそのまま全部飲んでしまいました。
ミルクを足したら、カフェオレみたいな色になってたけど。
個人的に、というか、好み的に? ミルクの量も少ないと思いました。
これで3杯分……?
家で紅茶を淹れる時、うっかり忘れて15分くらい蒸らしてしまったことがあるのですが、その時は、どばどば牛乳を入れて、ミルクティーというよりは、紅茶味牛乳、みたいにして飲んだのですけど、お湯ではなくて、ミルクを足して貰えれば良かったかも……、と思いました。
一杯目の紅茶は勿論とても美味しくて、プレーンのまま飲んだり、ミルクを入れてみたりと色々楽しんだのですが(それで足りないって、私ミルク入れ過ぎなのかも)、次の紅茶が蒸らしすぎになるのが気になって、早く次を注がないと! と、ゆっくり楽しめなかったのが残念でした。
もしも次にこのお店に来る機会があるようであれば、ポットではなくて、カップで出てくる紅茶を注文しようと思いました(上にホイップクリームが乗ってる煮出しミルクティーとか)。
参考
CEYLON TEA GARDEN 会津若松市大町1-9-8
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