軍鶏ラーメンを食べに行きました。
旧黒磯の、文化会館の裏手にあるお店です。
何かすごい評判らしいので。
一度は行ってみようかと。
鶏肉大好きだし!
いつも、お昼ジャストはずらして、少し遅めの時間に行く私ですが、今回は早めにずらして行ってみました。
1日20食限定ラーメン、というのがあるそうなので。
いつも、初めて突撃したお店では、普通のラーメンを食べるのが私の定番なのですが、評判のお店で1日20食、なんて、あっという間になくなってしまいそうなメニュー、食べられる時に食べておかないと……!
そう、今回は、勿論別件で平日に休みを取っていまして、限定ものでもゲットできそうだ……! という思惑の下にお昼の時間をひねり出しているという有様でした。
他に「焼き軍鶏」というメニューがオススメらしい。こちらも忘れずに注文しなくては!
と、いうわけでお店に行ってみました。
限定ものの「白湯塩ラーメン」はまだあるとのことでほくほくでしたが、……壁のメニュー一覧を見て愕然、焼き軍鶏(と、あと軍鶏刺し)には、「要予約」という表示が……!!
何ということでしょう……
がっかり、私ってやっぱりこうなのね、と思いつつ、ラーメンのみ注文しました。
注文した時「ホニャララと細麺、どっちがいい?」と訊かれまして。
え? 何? てい?
聞き取れなかった私は、「へ?」と(実際に声に出てたという……)、思わずぽかんとしましたら、「太い麺と細い麺、どっちがいい?」ともう一度訊ねられました。
「あ、えーと、オススメはどちらです?」と訊いてみたところ、どちらがオススメというのは無い、というので、細麺を頼んだところ、後から来たお客さんに同じことを訊ねていて、
「手打ちと細麺、どっちですか?」と……
今度は聞き取れました。
手打ち! 手打ちって言ってたのか――!
最初に解ってたら手打ちをお願いしたのに!
それにしても、要予約って、いつまでに予約すればいいのかな。
これからラーメン食べに行こう! って思って、「これから行きますので焼き軍鶏お願いします」で間に合うのかな。帰りの会計の時にでも聞いてみよう……。
と思いつつ待っていると、他の席にどうやら私と同じ一見さんがいた様子。
そしてその人は焼き軍鶏をゲットしていた様子。
お店のおじさんに「どうだい?」と訊かれていました(話好きなおじさんの様子)。
「ちょっと固くて、顎が痛いですね」
そうか、軍鶏は硬いのか。
「ブロイラーの鶏肉は柔らかくできてるからね! 本当の軍鶏は歯ごたえがあるもんなんだよ」
なるほど、本物の味は硬いのか。
と、盗み聞き(いや、会話は店内に響き渡っていましたよ!)しつつ、白湯塩ラーメンが来ました。
とっても美味しかったですが(このラーメンは出汁に軍鶏が使われているようで、チャーシューは普通の豚でした。残念)、予想外にマイルド? クリーミー? で、こないだの「竹風」の塩ラーメンを思い出し、今時の塩ラーメンというのは、さっぱり系ではなく、クリーミー系なのか? と思いつつ、スープまですくって飲んでいましたら、「お客さん、初めて?」と声を掛けていただきました。
で、白湯ラーメンは、他の普通のラーメンとは、最初から作り方が違い、味も全く違うとのこと。
ちらりと普通のスープを手鍋に取って見せてくれまして、そちらはとても透明なスープでした。(白湯ラーメンは白い濁りスープです。軍鶏の他に魚介類でも出汁を取っているらしいです)
そちらがメインでやってらっしゃるのですから、そちらのラーメンもとても美味しいのでしょうね。
次はそちらを食べてみたいです。
さて、会計の時、「焼き軍鶏はどれくらい前までに予約しておけばいいんですか?」と訊ねてみました。
すると!
「それなら、注文してくれれば出せるよ」
何ですって!?
何でも、焼き軍鶏はお店の一番人気メニューで、なくなってしまうこともあるので、こういう風にしているのだとか。
……?
意味がよく解らない。
それなら、普通にメニューに並べておいて、なくなったら「本日は品切れました」という感じでいいのではないかと、私なんかは思ってしまうのですが……?
こういう風にしておけば私のような一見さんは注文しないから、夜までもつだろう、とか、そういう……?
よく解らないけど、多分長年営業してきて、こういう風にするのがやりやすい、と思われたのでしょう。
……まあいいか……。
食べられなかったのは残念ですが、また来てください、ということなのでしょう……
もうラーメン食べ終わって、上着も着て席も立っちゃってるしね……
という訳で、特に予約は必要ないようです。
まあ、また次の機会にね……。
参考
軍鶏ラーメン美幸 須塩原市上厚崎118-277
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