白石城
先週、節電対策で何日かの夏休みがありました。
これは、東北旅行に行く為の休みだよね! と思いましたので、2泊3日で仙台に行って来ました。
どこもかしこもガラ空きで、のんびり観光できて良かったような、複雑な気分です。
さて、私は新幹線など使わず、行きも帰りもローカル在来線を利用しました。
始発を使うと、乗り換え無しで仙台まで行けるので楽。
しかし仙台まで行かず、「白石」というところで途中下車しました。
仙台から、約1時間ほど手前の町です。
ここは、白石城というお城のある、伊達政宗の股肱の臣、片倉小十郎縁の町で、一度行ってみたいと前から思っていたのです。
私は伊達政宗よりむしろ、片倉小十郎の方が好きかもなのですよ……
(でも、伊達政宗あっての片倉小十郎なので、やはりセットで好きなのかもです)
がっつり1日白石市観光をして、夕方仙台に行って夕ご飯、というスケジュールでしたが、お昼は白石市で頂きました。
余談ですが、白石市駅で、無料のレンタル自転車を借りることができて、電車で行った私は、これが大変重宝でした。
城までは駅から約1キロ、その向こう更に1キロに墓所があり、縁の寺まで行くとなると更に数キロ、と、バスを利用するのも手ですが、そこはやはりタダの魅力には勝てないのであった。
(タダでしたけど、申し込み場所の駅の観光案内の入り口横にあった募金箱に、せめてと500円入れてきました)
とても天気がいい日で、日焼け止めを塗り忘れ、程よくいい色になってしまいましたが(笑)。
更に余談ですが、宮城の観光ガイドとか、どれを見ても、白石の説明とかざっくりなのですが、駅に無料で置いてあるリーフレットがとても充実しています。
私は事前に、白石市のサイトで、観光マップをダウンロードして持って行ったのですが(その観光マップも駅にあった)、それも重宝でしたけど、
レンタル自転車利用しなくても、レンタル自転車のリーフレットが、町を観光する片手に、ちょっとした説明付きで、いい感じですよ!
お城は好み的に、先日行った会津の鶴ヶ城よりも素敵でした。
鶴ヶ城は、外観は城で中は博物館でしたけど、白石城は、中もちゃんとお城でした。
しかも人が居なくて貸しきり状態。
贅沢な気分を味わいました。
震災の影響で、一部外壁が剥がれたりしていましたけど、この程度で済んだ、と、案内の方は前向きでした。
さて、お昼は白石名物のうーめんを食べるつもりだと観光ガイドのおじさんに言うと、お勧めのお店を紹介してくれました。
やまぶき亭、というところです。
水車が目印
白石城の裏手、少し行ったところにあり、御廟に行くつもりでいた私にとっては、通り道です。
時間的にまだ早かったので、先に御廟に行って、帰りに寄りました。
「麺を味わうなら、天ぷらが載っていたりするのじゃなくて、つけ麺がオススメ」
というアドバイスも頂きました。
美味しく食べるには、やはり地元の人の言に従うべきでしょう。
しかし麺だけではやはり物足りないので、別添えで天ぷらが付いているメニューを注文しました。
じゃーん
今回は、お店の人の目を盗んで写真を撮ってしまったのですよ!
麺が思ってたよりも山盛りでした(全然食べられる量ですが)。
右下はデザートの、仙台銘菓ずんだ餅です。
うーめんというのは、病人食が発祥らしく、一言で言ってしまうとそうめんなのですが、麺の長さが短めです。
特にどこがどう、という特徴のあるものではないのですが、普通に美味しく頂きました。
さっぱりしていてとても美味しかったです。
天ぷらも美味しかったし。
個人的に、ずんだ餅も地味に評価が高いです。やわらかくて美味しい。
ずんだの餡には、なめらかにこしてあるものと、つぶつぶが入っているものとあるのですが、私はつぶつぶの餡が好きなので嬉しかったのでした。
お昼を済ませた後は、傑山寺という、片倉小十郎の死後最初に葬られたお寺に行ったり(その後現在の御廟に移された)、道に迷って観光マップの外をウロウロしたりしながら何とか駅に戻り、仙台に向かいました。
楽しかったです。次の日は、仙台巡り!
参考
やまぶき亭 白石市城北町6-13
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